そんなある日(4月2日)

突然の家族からの連絡

｢お母さんが倒れた｣

私はすぐ運ばれた先の病院に向かいました

倒れたって何

病院に着いたってことはお医者さんもいるし大丈夫だよね？

入院になるなら手伝いに行かないと、、

そんなことを考えながら向かう中で送られてきた次のメッセージは

母の死因

でした。

病院についても、全然訳が分からなくて

病室で会った母の遺体はまだ温かくて

隣で泣き崩れる家族を支えるのに必死で

必死で

心が動かないように、固く蓋をしました。

そんな中ワンマンライブへの準備やチケットの販売が始まり、

『絶対に成功させる、ソールドアウトして父に見てもらう』

という気持ちで奮起し

何とか悲しみを振り払うように過ごした

4月、5月

たくさんライブして、配信して

目の前の応援してくれる人のためにも頑張りたい！そんな気持ちとうらはらに、

『頑張った先に何があるの？』

『もうライブを見て欲しかった人は居なくなってしまった』

『ライブに来てくれていたあの人も、もういない』

『自分のステージには価値がないのではないか』

そんな感情がナイフのように心を蝕んで

痛くて痛くて

心から笑えずにステージにたつ自分をゆるせなくて、、

そんな中、家族から言われた

「周りの人の時間やお金を『摂取』してる」

という言葉が全身を真っ暗闇にして

何度も『消えたい』と思う自分と戦っていました

そんな私を救ったのは

『今日もひとにゃんのライブが楽しかった‼️』と、ライブに駆けつけてくれたみんな

『ワンマンライブ絶対に行きます！もうチケット買いました！』と遠方からエールを送り続けてくれたみんなでした

私がソールドアウトしたいって言ったから、友達に声掛けてくれたり、知り合いに沢山声をかけてくれた方もいました

本番1週間前

ソールドアウトまであと70枚

普通に考えたら、ムリかもと思うかもしれないけど、私には｢まだいける｣という思いがありました

ラスト1週間はライブとバンドリハーサルの繰り返しで喉を壊さないことだけを自分に約束して、走り続けました

そんな中迎えた

6月16日（日）

もしもみんな来れなくなって会場がスカスカだったら、、

そんな不安もよぎる中、みんなが押してくれた背中が暖かくて

どんなフロアでも

来てくれた人たちを最高のライブで迎える🔥

そう誓ってステージに向かいました

お昼に主催ライブで

出てくれたアイドルさんが

『ぼっちじゃないよ』って言ってくれたのもすごく励みになりました✨

出演してくれたみなさま、応援の皆様ありがとうございます❣️

生誕祭ワンマンライブ